初音ミクの3Dホログラム、ハコビジョンでTell Your World！

初音ミク、可愛いですね。2012年の、あのグーグルクロームのTVCMソング、
「Tell Your World」が、手のひらで見られるようになる！
しかも、立体的な姿の初音ミクが見られる！！それが「ハコビジョン」です。

ハコビジョンは、約8.5㎝四方のボックスの中に、
「3Dプロジェクションマッピング」や「3Dホログラム」などで
映像が再現されるというもの。

ハコビジョンシリーズは、もう２つ出ていて
第1弾は、東京ミチテラス＋東京国立博物館のイベント。
東京ミチテラスは、東京駅の駅舎を、自然の光や都市の光などが
照らしていく様子を見られるもの。
東京国立博物館のイベントは、実際に2013年に行われた
3Dプロジェクションマッピングイベントを再現したもので、
とっても斬新な映像でした。

そして第2弾は、ガンダム。
大人気キャラクター「機動戦士ガンダム」のオリジナル映像でした。

そして、第3弾が、「電子の歌姫、初音ミク」の３Dライブです。
歌うのは、『Tell Your World』『ワールドイズマイン』
『二次元ドリームフィーバー』『Story Rider』の4曲。
しかも、オリジナル映像なんです。総合映像時間は、約8分とのこと。

映像制作は、「わかむらP」氏で、彼は、VOCALOID作品をはじめとして、
動画クリエイターとしてたくさん有名作品を創作しています。

ところで、初音ミクは、「電子の歌姫」。実際の歌手ではないのですが、
じゃあ、歌っている初音ミクは誰？という疑問がありますよね。
私も、初音ミクって誰？誰か歌手なの？と思っていました。

いろいろ調べたところ、初音ミクというのは、PC用音楽ソフトだそうです。

このソフトは、藤田咲さんという声優さんの声をデータベース化して、
VOCALOIDという技術で創り上げたものだそうです。
だから、メロディや歌詞をこのソフトに入力すれば、
パソコンに簡単に歌ってもらうことができるんですね。

つまり、このソフト「VOCALOID」を使えば、誰でも、
あの声のバーチャルな歌手を創り上げることができるんです。
初音ミクが発売された2007年8月以降、このソフトを使って
造られた音楽作品が、ニコニコ動画を中心にたくさんアップされたとか。

フィンランド民謡を用いたパロディー作品や、「みくみくにしてあげる」、
「メルト」などが当初有名で、その後ビクターから、「VOCALOID」作品の
CDアルバム「Re：Packaged」が発売され、メジャー化していきます。

他にも、違う歌手や声優さんの声をデータベースとしたソフトが
いろいろあって、それらも人気のようです。
「GUMI(めぐっぽいど)」「miki」など。
また、歌手・Gackt（ガクト）さんの声のデータベースで作られた「がくっぽいど」
というのもあるそうです！

音楽って、ここまで進んでいたんですねー。びっくり。

そして初音ミクは、グーグルクロームのCMに登場し、
そのCMは、あの世界的CMフェスティバル「カンヌ国際広告祭」2012年で、
ダイレクトマーケティング部門の企業イメージ＆インフォメーション部
銅賞を受賞したのです！

初音ミクを使った創作が世界中に広まっている様子を描くことで、
ネットの可能性を伝えているCMです。

こんなことを知ったら、もう初音ミクのハコビジョンが欲しくなっちゃいました。
今年8月に発売予定で、今予約受付中です。意外と安いんですね。
調べたら、楽天でいろいろ予約できるお店があります。
　　　　＞＞　初音ミク「ハコビジョン」予約受付中ショップ一覧

あ、それから、ハコビジョンはスマホを使ってデータを送って
３D映像が見られる仕組みらしいので、スマホを持ってないとダメだそうですよ。

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